神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の3社があり、総称して静岡浅間神社と呼びます。
古来、駿河国の総社として朝野の崇敬を集め、竹千代(家康の幼名)が元服式をおこなったことから特に徳川氏は厚く保護しました。
現在の社殿は江戸時代末期に約60年の歳月と約10万両を費やして再建されたもの。浅間造りの大拝殿をはじめ、各社殿群は、朱塗りに極彩色の彫刻が施された絢爛豪華な建物。
26棟全てが国の重要文化財に指定され「東海の日光」と呼ばれています。特に重層な大拝殿は高さ25メートルで木造神社建築としては、出雲大社本殿(約24メートル)より高く、まさに日本一の威容を誇ります。