日本平の山麓に立つ、17世紀以降の東洋・西洋の風景画をテーマに、モネ、ゴーギャン、横山大観や伊藤若沖など、幅広く名品を収蔵・展示している美術館。
江戸絵画や静岡県ゆかりの画家、また富士山や東海道などの静岡県地域を題材にした日本画や浮世絵も多い。
自然光を生かした長円形のドーム状の構造の「ロダン館」は、史上6体目の《地獄の門》や《カレーの市民》など、ロダンの彫刻32点を常設展示する国内唯一の館。
高さ6m20cm、重さは約7トンの《地獄の門》を正面から観賞できるように、階段状のスキップフロアになっています。屋内展示であるため製作当時の姿をそのまま伝えています。
緑のあふれる自然環境にあり、プロムナードには国内外の彫刻家による作品12点が自然と一体になって設置され、夜はライトアップされます。
特別展示では芸術作品のみならず古代遺跡の出土品等、芸術に留まらない幅の広い展示を行っています。また「実技室」ではワークショップの開催や美術製作の体験が出来るなど、芸術を身近に体験できる施設が整っています。