400余年という伝統ある静岡浅間神社の「廿日会祭」に呼応して、1957年からはじまった市民の祭り。主に毎年四月の第一金・土・日の3日間、駿府公園と市中心部で開催されます。
「ここ駿府で徳川家康公が家臣を連れて花見をした」という故事に習い、『大御所花見行列』をメインに、静岡の春を彩る桜の花咲く頃のイベントとして市民に親しまれています。
第40回からは「市民が参加する」まつりへと大きく変わり、城下総踊りの『夜桜乱舞』や駿府城を目指す『駿府登城行列』、駿府公園には、江戸情緒溢れる大演舞場、屋台村、城下町が建ち並び、駿府城内は江戸姿の商人や町人が行き交い、様々な催しが繰り広げられます。
大御所役は男性俳優やタレント計2名が扮し、御台所(みだいどころ)役は毎年選ばれる「しずおかクイーン」が扮します。竹千代役は市内の小学生(男女不問)からオーディションで選ばれています。