1903年(明治36年)創業、安倍川手前の街道沿いに三軒並ぶ安倍川餅の店、その中で最も橋に近い橋本屋。
店内には芸能人の色紙や、広重の東海道五十三次の絵が飾られています。客席は小さなテーブルがひとつの小さなお店。あべ川もち以外にも饅頭や大福、おはぎ、串団子、鹿の子などを販売しています。
朝6時から店を開いているので、朝に寄って持ち帰りたい時に便利。ただ全て売切れると店を閉めるため、午後4時前に閉店するときもあるので、遅い時間に行く場合は電話で確認してみてください。
注文後に作ってくれる「あべ川もち」は一皿に「つぶ餡」と「こし餡」が2個づつに「きな粉」が4個の計8個、1個がかなり大きいです。
餡は自家製でしっかり甘く、砂糖がどっさりかかった黄な粉餅は、きな粉には甘みが無いので、見た目の割りに甘くなく、砂糖で調整します。
三代目のおばあちゃんが一人で作っている家庭的なお休み処、おばあちゃんとの楽しい会話も旅の思い出に。