伊豆観光

湯量豊富な温泉、海・山・湖と自然が楽しめる伊豆半島

南九州並みに温暖な気候で暖かく、澄んだ海、断崖絶壁やリアス式の海岸、四季折々の花が見られる沿岸部と、原生林など手付かずの自然が残る山間部がある伊豆半島。全域にわたって山地が大部分を占めており、平野は少なく田畑の広がる風景はあまり見られません。

海は海水浴やダイビングができ、特に南のほうは海の透明度が抜群で、南伊豆の弓ヶ浜は日本三大美浜の一つ。断崖絶壁の海岸線と奇岩が織りなす景観も見られます。

伊豆には水族館が多く、「伊豆・三津シーパラダイス」、「下田海中水族館」、「沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム」、「あわしまマリンパーク」があります。温暖な気候や温泉熱を利用した施設もあり、世界一の種類数の「ワニ」コレクション「熱川バナナワニ園」、6000本のバラが咲く「河津バガテル公園」、熱帯の花々が咲き乱れる「下賀茂熱帯植物園」、世界のサボテン「伊豆シャボテン公園」。他にも動物園「伊豆アニマルキングダム」、12種の美しい風景式庭園「アカオハーブ＆ローズガーデン」、アウトドアパーク「伊豆ぐらんぱる公園」などレジャー施設が充実。

高台に建つ海の見える「MOA美術館」、もと徳川幕府直轄の金山「土肥金山」、近代の巨匠の作品を展示する「池田20世紀美術館」、リアルな等身大のろう人形ろうの展示「人形美術館＆メキシコ館」、怪しい物を集めたテーマパーク「怪しい秘密基地　まぼろし博覧会」、秘宝・珍品を展示した「熱海秘宝館」、あの世の世界「地獄・極楽めぐり　伊豆極楽苑」など個性的な博物館や美術館が多数あり、楽しみ方は色々。数多くの漁港を抱え、新鮮な魚介類が味わえます。

伊豆高原では、シンボル的存在の鉢を伏せたような形をした火山である「大室山」、溶岩でできた荒々しい海岸の「城ヶ崎海岸」と断崖絶壁に架かる吊橋「門脇吊橋」、つばき園・つつじ園・アジサイで有名な花の名所の「小室山」、天城連山が映り四季折々楽しめる「一碧湖」といった特徴的な自然を見ることができます。

また山間部の景勝地、天城・湯ケ島では、山葵（わさび）やわさび漬けなどの名産品や、イノシシ鍋などの郷土料理もあります。多くの文人に愛され、『伊豆の踊子』を始めとして、小説や歌の舞台になった風景が残り、歴史を感じることができます。

山間部では山が険しく人の手の入らない箇所が多くあり、海岸線と天城山などの中北部の山稜が富士箱根伊豆国立公園の一部に指定されています。

伊豆半島は温泉地帯で、東伊豆の海沿いには開放感満点の『海を間近で望む露天風呂』があり、、中伊豆では川のせせらぎや山に囲まれた『緑に包まれる露天風呂』、伊豆の北部では『富士山を見ながら入れる露天風呂』、西伊豆で『夕日がきれいな露天風呂』など、温泉とともに地域によって景色も変わります。

有名な温泉地も多く、伊豆の山々を背に駿河湾を望む日本屈指の温泉地『熱海（あたみ）温泉』。江戸時代から湯治場として賑わった、古き良き温泉街の情緒を残す『伊東（いとう）温泉』。リゾートと温泉情緒が混ざり合う湯量豊富で湯温が高い『熱川（あたがわ）温泉』。1200年に弘法大師が発見したと伝わる、歴史を感じる情緒ある街並みの温泉『修善寺（しゅぜんじ）温泉』。

源頼朝がしばしば訪れたという『伊豆長岡（いずながおか）温泉』。駿河湾越しに沈む夕日が美しい西伊豆最大かつ最古の温泉『土肥（とい）温泉』。小さな島々やリアス式海岸が美しい景観の『堂ヶ島（どうがしま）温泉』。冬でも海岸沿いにハイエイタスが咲く温暖な気候のリゾート地『稲取（いなとり）温泉』。

幕末に開国の舞台になった史跡が点在する『下田（しもだ）温泉』。他にも湯河原温泉、北川温泉、大川温泉、赤沢温泉、湯ヶ島温泉、大沢温泉、城ヶ崎温泉、下賀茂温泉、峰温泉、大滝温泉など温泉があります。

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