下田 温泉

下田温泉（しもだおんせん）

港町・下田を中心とした市内にある蓮台寺温泉、河内温泉、白浜温泉、観音温泉、相玉温泉の総称で、下田市街や白浜の源泉は、単純温泉が豊富に湧く蓮台寺温泉がメイン。引湯が発達しているため、須崎や大浦など離れたところでも温泉が楽しめます。

蓮台寺温泉（れんだいじおんせん）

下田市街から稲生沢川を3kmほど遡った、静かな山間にある、1300年の歴史をもつ古湯の温泉地。下田の奥座敷ともいわれ、稲生沢川やその支流・蓮台寺川に沿って日本情緒豊かな旅館が立ち並んでいます。

温泉が発見されたのは1300年前の奈良時代で、高僧・行基が伊豆行脚の途中、蓮台寺で天狗から伝えられたという伝説があります。透きとおる清らかな単純泉で湯量豊富。下田温泉の主な源泉となっています。温泉宿は、カーター元アメリカ大統領も訪れた下田を代表する名旅館の「清流荘」など、数軒の宿があります。

下田白浜温泉（しもだしらはまおんせん）

夏には全国でも屈指の人数の海水浴客で賑わいを見せる伊豆・白浜海岸周辺の宿からなる温泉地。「下田プリンスホテル」や「ホテル伊豆急」などの大規模なリゾートホテルや、民宿・ペンションの一部に湯量豊富な蓮台寺温泉から温泉が引かれています。ホテル伊豆急は、他にも自家源泉の硫酸塩泉・龍神の湯を持ち、露天風呂や屋外プールに使用しています。美しい白砂のビーチで海水浴やサーフィンを楽しんだ後は、温泉でゆったり疲れを癒せます。