熱海

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日本屈指の大温泉街、夜は海上花火とムーンライトビーチ『熱海観光』

日本の三大温泉場の一つとも言われている熱海温泉がある熱海(あたみ)。港にすぐ山が迫る地形の中、海岸線に沿って旅館やホテルが立ち並びます。年に十数回行われる花火大会「熱海海上花火大会」や砂浜がライトアップされる「熱海サンビーチ」、文豪たちに愛された名邸「起雲閣」、昭和34年に建てられた展望抜群の「熱海城」、100年以上の歴史を誇る「熱海梅園」、国宝もある美術品が見られる「MOA美術館」、風景式庭園のアカオハーブ&ローズガーデンや切り立った断崖の錦ヶ浦自然郷がある「アカオリゾート公国」、南国の島リゾートを近場で満喫できる「初島アイランドリゾート」など見所満載!
熱海市|田方郡函南町

熱海の観光地や名物をピックアップ!

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徳川家康ゆかりの熱海温泉、源頼朝ゆかりの伊豆山温泉

江戸時代には徳川家康がお忍びで訪れたという『熱海温泉(あたみおんせん)』。以来徳川家御用達の名湯として名を馳せ、家光以降に、熱海の湯を江戸城に献上させる「御汲湯」を行わせました。

明治以降は文人墨客が多く訪れ、また多くの作品がこの地を舞台に描かれました。代表的なものは、尾崎紅葉の「金色夜叉」であり、一躍熱海を全国区のものにしました。他に、永井荷風の「冬の日」、林芙美子の「うず潮」などがあります。

熱海七湯」は、1日の総湧出量約26000トンの規模を誇る熱海の数ある源泉の中でも歴史的に重要な位置を占めていた7つ(大湯、野中の湯、佐治郎の湯、風呂の湯、清左右衛門の湯、河原湯、小沢の湯)の貴重な源泉。歇泉として世界的に有名な自噴泉だった「大湯」の噴出は当時昼夜6回で、地面が揺れるようであったという。明治中頃から次第に減少し、末頃には完全に停止。その後、関東大震災の際に再び自噴が始まったが、昭和初期に再び自噴がとまりました。1962年に約5分おきに中央の洞から熱泉を吹き上げる人工間欠泉として整備し、熱海市の史跡に指定されました。

泉質は海岸沿いは塩化物泉の源泉が多く、山沿いは硫酸塩泉の源泉が多い。総源泉数は500本以上あり、ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)で無色透明の源泉。毎分湧出量は18000Lを誇ります。

熱海市内には、伊豆山神社周辺に湧出する温泉『伊豆山温泉(いずさんおんせん)』もあり、鎌倉時代、源頼朝の神社信仰以来の著名な温泉地。養老年間に発見されたとされる洞窟の中から源泉が湧出する「走り湯」が温泉街の名物。走り湯は日本三代古泉の一つで、走るがごとくお湯が湧き出し海へ注いでいたため、走り湯と呼ばれるようになったと伝えられています。ほとんどの宿が駿河湾を見渡す急斜面に建っています。

熱海の南にある網代地区に湧く、素朴な温泉地『網代温泉(あじろおんせん)』。南熱海温泉、南熱海網代温泉とも呼ばれ、網代漁港から山側にかけて温泉街が広がっています。網代漁港に面する漁師の町で、海産物と干物が名物。人情味にあふれ、宿にも気取りがない庶民的な温泉地。

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