東西に広がる静岡県。熱海・伊東・伊豆長岡・下田・修善寺など有名な温泉地が多い伊豆、雄大な自然が見られる富士、のどかな風景が見られ秘境の温泉地がある静岡中部、レジャーと温泉を楽しめる浜名湖。観光地を訪れ、おいしい空気と豊かな自然に触れ、お茶、果物、魚など名産品を味わい、温泉で癒され、宿でくつろぐ。日帰り旅行で、泊まりがけで、静岡の温泉でゆったりと過ごしてみては。
静岡県は東西に広がっていて、富士山や赤石山脈といった3000メートル級の山々がそびえています。
標高差が大きいため地域による寒暖の差が激しく、伊豆地方の沿岸部は南九州並みに温暖な気候で暖かくなっています。
逆に御殿場市など山間部は東北地方並みのかなり厳しい冷え込みになることもあります。
観光業が盛んで、県内の旅館の数、別荘の数、温泉利用宿泊施設数の数が全国一!
観光で訪れる人や余暇を過ごす人が多く、温泉が豊富なことが統計的にもわかります。
南九州並みに温暖な気候で暖かく、澄んだ海、断崖絶壁やリアス式の海岸、四季折々の花が見られる沿岸部と、原生林など手付かずの自然が残る山間部がある伊豆半島。東伊豆の海沿いには開放感満点の『海を間近で望む露天風呂』があり、、中伊豆では川のせせらぎや山に囲まれた『緑に包まれる露天風呂』、伊豆の北部では『富士山を見ながら入れる露天風呂』、西伊豆で『夕日がきれいな露天風呂』など、温泉とともに地域によって景色も変わります。
伊豆半島は温泉地帯で有名な温泉地多く、伊豆の山々を背に駿河湾を望む日本屈指の温泉地『熱海温泉』や、江戸時代から湯治場として賑わった、古き良き温泉街の情緒を残す『伊東温泉』。1200年に弘法大師が発見したと伝わる、歴史を感じる情緒ある街並みの『修善寺温泉』。源頼朝がしばしば訪れたという『伊豆長岡温泉』。他にも熱川温泉、堂ヶ島温泉、稲取温泉、下田温泉、北川温泉、大川温泉、赤沢温泉、湯ヶ島温泉、大沢温泉、城ヶ崎温泉、下賀茂温泉、峰温泉、大滝温泉などがあります。
富士山の火山や伏流水で形成された、国の天然記念物に指定されている雄大な自然景観が見られる富士山麓。溶岩流が湖を分断してできたせき止め湖の「富士五湖」や溶岩地帯に形成された広大な原生林「青木ヶ原樹海」。溶岩洞窟「西湖コウモリ穴」、「鳴沢氷穴」、「富岳風穴」、「駒門風穴」、「万野風穴」。伏流による湧水による滝「白糸の滝」・池「忍野八海」「湧玉池」「小浜池」・川「柿田川」など見所が豊富です。
「富士急ハイランド」や「御殿場プレミアム・アウトレット」、「富士サファリパーク」などレジャーも充実。温泉は富士山の周囲に点在し、比較的新しい温泉が多いです。富士の景観が美しい「河口湖」、「山中湖」には、温泉につかり富士を間近で見られる日帰り温泉施設やホテルがあります。
旧東海道の宿場として歴史ある町が多い静岡中部。三保の松原や日本平など景勝地、のどかな一面に広がる茶園、大井川沿いに走るSLなど、どこか懐かしい風景が見られます。温泉は、静岡・清水・焼津など複数あり、山間部には自然の景観がきれいで、小規模ながら歴史のある良質のいい温泉があります。安倍川の源流近くに湧く静かな温泉地『梅ヶ島温泉』や、南アルプス南部の山麓「美女づくりの湯」と呼ばれる『寸又峡温泉』、「若返りの湯」と呼ばれる『接岨峡温泉』。SLを見ながら入れる温泉もあります。
マリンスポーツが盛んな一大レジャーゾーンの浜名湖がある浜松。温泉は浜名湖東岸に「舘山寺温泉」の温泉街が広がり、海水浴やマリンスポーツ、レジャー施設も充実。浜名湖周辺には他にも、浜名湖畔の丘陵地にある「三ヶ日温泉」や、浅瀬の美しい砂浜にはシンボルの大鳥居がある「弁天島温泉」、浜名湖大橋の目の前にある「雄踏温泉」など温泉があり、温泉旅館も多数あります。掛川市のほぼ中央に位置する丘陵に湧く「法泉寺温泉」や、居尻温泉、倉真温泉、つま恋温泉、大東温泉などレジャー施設型の温泉や日帰り入浴施設もあります。
気ままに、ゆったりとつかる温泉。
さて、どこに行こうか。