小田原文学館おだわらぶんがくかん

小田原文学館

モダンな建物と小田原ゆかりの文学者

小田原の出身及びゆかりの文学者の資料を展示している文学館。日本近代文学の祖といわれる北村透谷、文化勲章を受章した尾崎一雄や川崎長太郎ら私小説家、民衆派の代表的詩人・福田正夫をはじめとする小田原出身の文学者のほか、谷崎潤一郎、三好達治、北條秀司、長谷川如是閑ら、小田原にゆかりのある文学者の資料や写真、遺品が展示されています。

三階建の洋館は、昭和12年(1937年)建築で、登録有形文化財に指定されたています。元宮内大臣・田中光顕の別邸でした。当時の上流階級の間で流行した南欧風の造りで、屋根はスペインから輸入した瓦を用いたスパニッシュ瓦葺です。

本館一階の談話室と二階洋室の南面に張り出したサンルーム及び三階のべランダは昭和初期のモダニズム建築の特徴をよく示しています。また、北面中央部に設けた階段はゆったりした勾配の造りで、笠石に大理石を用いた手摺の意匠は繊細で優れています。

庭はいわゆる洋風庭園ですが、要所要所には松を、周囲には桜や楓を植えるなど和洋折衷の様相を呈し、四季折々の美しさを堪能できます。

敷地内には、小田原を拠点に創作を続けた尾崎一雄邸の書斎を移築・復元しています。愛用の文机には作家が使った筆立てやスタンドをそのままに再現。かつて文豪が活躍した書斎の息吹をそのままに感じることができます。また白秋童謡館が隣接しています。

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名称 小田原文学館
カテゴリ 箱根 博物館 箱根 博物館・美術館
地域 小田原
営業時間 9時00分~17時00分
定休日 無休(年末年始休)
料金 大人250円、小人100円(20名以上の場合団体割引あり、大人180円、子人70円)
TEL 0465-22-9881
リンク 公式サイト
所在地 神奈川県小田原市南町2-3-4
アクセス JR東海道新幹線「小田原駅」から伊豆箱根バス箱根町方面行きで5分、「箱根口」下車、徒歩5分
駐車場 7台(無料)
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