精進湖

「東洋のスイス」心に残る風景

周囲わずか5km、富士五湖で最も小さい精進湖。ここから眺める富士山の美しさは富士五湖一の景観とも言われ、四季折々の表情をみせてくれます。

春は冠雪を帽子のようにのせた富士山と湖畔の桜が見られ、夏はキャンプや林間学校で賑わい、雪の消えた富士山が見られます。

秋はカエデ、桜、ナナカマド、ナラの紅葉が、湖をふち取るように色づきます。冬は枯れ木立に霧氷の花が咲き、雪の積もった雄大な富士の姿が見られます。

また精進湖から富士を眺めると、まるで手前の大室山を抱き抱えているように見えることから、「子抱き富士」と呼ばれます。また、夕暮時には夕日に染まった真っ赤な「赤富士」も見られます。

静かな湖面でカヌーやボートなど湖で遊べる施設もそろっているので、家族でも楽しめます。湖はプランクトンが多く、湖色も緑色。ヘラブナやワカサギが生息していて、釣りも人気です。