清水港から駿河湾に突き出した半島「三保」の東岸に広がる、総延長7km、5万4千本の松林が生い茂る海浜。
万葉の昔から知られた景勝地で、霊峰富士を仰ぎ、松林の緑と打ち寄せる白波、海の青さが織り成す風景は一幅の絵のよう。波打ち際から望む富士山はまさに圧巻。
三大松原の1つに数えられ、新日本三景の名勝地、日本の白砂青松100選にも選ばれています。
天女が衣を枝にかけて水浴びしている時、漁師が衣を取りあげ、返す代わりに天女の舞を披露してもらったという天女の羽衣伝説の舞台でもあります。
御穂神社(みほじんじゃ)から南に続く松並木の参道、通称「神の道」の先の浜には、天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」と呼ばれる樹齢650年の老松があり、御穂神社には羽衣の切れ端が保存されています。
毎年元旦の朝には大勢の人々が集い、伊豆半島の山々から昇る初日の出を拝みます。