江戸時代の宿場町由比宿の本陣跡地、由比本陣公園内にあり、全国で最初に歌川広重の名前を冠した美術館です。
世界的に有名な浮世絵師「歌川広重」の作品を中心に1400余点の浮世絵を収蔵、『東海道五十三次』など約60点を展示しています。
収蔵作品には、歌川広重の代表作の「保永堂版東海道五十三次之内」や、世界に数点しか存在しないといわれる「木曽海道六十九次之内 中津川」のような貴重な作品、ゴッホが模写した「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」のような有名な作品も含まれています。
広重の作品は海外でも評価が高く、その大胆な構図や青色・藍色は「ヒロシゲブルー」と呼ばれゴッホなど多くの画家も影響うけました。
美術館内は3つのゾーンにわかれており浮世絵展示の他に、版画(浮世絵)の作り方の説明や、当時の庶民の娯楽についても紹介されています。またミュージアムショップでは、オリジナルグッズの販売をしてます。