箱根関所跡と箱根関所資料館の間の湖畔にある和風甘味処。立派なのれんのかかった建物は和の情緒あふれるレトロな外観で、まるで江戸時代の茶屋のよう。見晴らしのよい高台に建ち、芦ノ湖の眺めが一望できます。晴れた日には富士山もみる事ができます。
甘いたれがかかったみたらし味の道中だんご(2本のセット)や、練りあんの関所だんごが店の定番。店先に並んだ赤い毛氈に腰掛けて、芦ノ湖を眺めながら、今も昔も変わらない、もちもちのだんごを食べ、旅人気分を楽しめます。
冬は甘酒やみそおでん。ノンアルコールの甘酒は懐かしい味わい。お好みでショウガを入れて。みそおでんは、とろ火で1時間半かけて練る味噌ダレが味の決め手。夏はソフトクリームやかき氷なども食べられます。
箱根関所に隣接した御番所茶屋は江戸時代、千人溜まりと言われた場所に建てられています。江戸から京をめざす旅人たちは関所で厳しい手形改めを受けるためここで順番待ちをしていたところです。逆に京方面から来た旅人たちは関所を通過し、ほっと一息入れたいところでした。