東海道の難所、箱根山の中腹にある江戸初期創業の12代続く茶屋「箱根甘酒茶屋」。茅ぶきの屋根や囲炉裏、土間など創業以来の風情が残っています。畑宿と箱根宿の中間付近で、江戸時代は箱根の関所を前にした休憩所として親しまれていました。
名物はノンアルコール、砂糖や添加物を一切使わない、麹の甘さだけにこだわった甘酒。江戸時代からの伝統的手法で製造していて、さっぱり味で栄養豊富。
きねでつき、備長炭でふっくら焼いた力餅も美味。香ばしい醤油の「いそべ」、ほんのり甘いきな粉の「うぐいす」、きな粉にすり立ての黒ごまを混ぜた「黒ごま」から選べます。
玉こんにゃくに自家製味噌とごまが付いた「味噌おでん」、やさしい酸っぱさの「ところ天」、夏は「かき氷」と「冷たい甘酒」なども味わえます。