芦ノ湖の湖畔、標高723メートルに位置する水族館。海の生きもの300種3万匹が集まった「海水館」と芦ノ湖の魚たちからアマゾンの怪魚まで世界中の淡水魚たちが棲む「淡水館」からなり、世界中の魚が両館合わせて約450種、3万2000匹が泳いでいます。愛嬌たっぷりのバイカルアザラシのショーや海中ショーの人気が高い。
「海水館」
中央には高さ7メートル、1255tの海水をたたえたオープンエアーの大水槽では、200種2万匹のカラフルな魚たちが太陽光を浴び、キラキラと群れで泳ぐ姿を見られます。
マングローブが生い茂り、カラフルな魚たちが上から横から観察できる「オープン水槽」、マイワシの優雅な泳ぎが頭上で見られる「ブリッジ水槽」、かわいい色鮮やかな魚たちが優雅に泳ぐ「熱帯魚水槽」、
オウムガイ・チンアナゴなどちょっと変わった海の生きものを展示した「ブリッジ水槽」、キングペンギン・マカロニペンギンなど6種類「ペンギン水槽」、世界一大きいタカアシガニや、冷たい海の魚「カニ水槽」、サメのユニークな泳ぎが観察できる「サメ水槽」があります。
「淡水館」
世界中の川や湖から150種 2000匹の生きものが集まりました。リアルな背景のなかに、ニジマス・ヤマメなど芦ノ湖の魚たちをはじめ、色とりどりの美しい魚たち、水辺にすむ大小の水鳥たち、淡水エイ・ブラインドケーブフィッシュなど洞窟内に棲む珍しい魚、ピラニア・デンキウナギ・ピラルクなどアマゾン川流域の怪魚など、個性豊かな仲間たちがたくさん棲んでいます。
「バイカルアザラシ広場」
ロシア・バイカル湖出身の世界でも珍しい、淡水に棲むバイカルアザラシです。観覧デッキからは美しい庭園をバックに、ゆうゆうと泳ぎまわるアザラシたちの様子を、アザラシ水槽から見ることもできます。バイカルアザラシショーも行われています。