駿河湾に面し、夕日で黄金色に染まる美しい崖で知られる岬。崖の地層は猫越火山流が海になだれこんでできたもので、風化によって削り取られた岩肌が温泉水や地熱の作用によって変質・変色し、黄褐色に輝いています。
駿河湾上に浮かぶ富士の眺望がよく、岩肌が落日に染まる頃が特にすばらしいです。舗装された遊歩道が海辺と松林内と通り、岬にはここを描いた三島由紀夫の小説「獣の戯れ」の一説を刻んだ碑も立っています。
岬全体が公園になっており、遊歩道、芝生の広場、展望台等があり、四季折々の花々が楽しめる『コレクションガーデン』では春から秋にかけてヘメロカリス、ポピー、菜の花などが咲き乱れます。