江戸城の石垣の石切り場跡地です。昭和29年ごろまで採石が行なわれていただけに、石を運び出した跡や手堀りのノミの跡、地下水の溜まった石室跡などがほとんど当時のまま残ってます。
室町時代から凝灰岩を切り出していたと伝えられています。洞内の広さは約2,000平方メートル、内部をめぐる遊歩道の長さはおよそ180メートル。コウモリの棲みついている洞窟もあります。
要所々々に手すり、照明、順路標が設けられている他、解説板や石切りの様子を再現した彫刻によって当時の石切り場が理解できます。裏側の展望台に抜けると美しい海岸線が楽しめます。