(じんぼらたき)
安良里港に注ぐ浜川の上流にある神洞滝は、住民に「お滝さん」の愛称で親しまれています。終点の落差約67メートルにも及ぶ滝は迫力があり、三島由紀夫の小説『獣の戯れ』にも登場しています。
水量は多くはないのですが、岩肌を緩やかにカーブを描いて滑り落ちる様子は優雅で上品さを感じさせます。
滝の周辺は滝を中心とした公園になっていて、所要約1時間の神洞滝遊歩道が整備されています。せせらぎに沿って続く遊歩道は、四季の草花や小鳥のさえずりがいつもあふれています。