明治13年(1880)に建てられた社寺風二階校舎で伊豆地区最古の小学校です。国の重要文化財に指定されています。洋風のバルコニーやナマコ壁を取り入れた独特の建築様式となっており、入江長八の漆喰鏝絵も残ります。
内部は明治時代の農具や当時の授業風景を再現した人形が置かれています。床の間はのぼり太陽を表現して紅の壁、脇床には緑を配して松を表現しています。
欄間には名工入江長八によってほどこされた千羽鶴が、一羽一羽形を変えて描かれており、まるで壁面より抜け出てくるかのように日の出を目指して飛翔する姿が見られます。 入り口には旧役場を移転復元した売店・休憩所があります。