(ちょうはちきねんかん(じょうかんじ))
江戸時代末期から明治時代にかけて、なまこ壁、鏝絵といった漆喰細工を得意として活躍した名工(左官職人)、工芸家「入江長八」の菩提寺・浄感寺の本堂で、長八の代表作、天井の「八方睨みの竜」や欄間を飾る「飛天の像」(静岡県指定有形文化財)などが見られます。
長八は6歳から浄感寺塾で学びました。20歳に江戸へ出て名をはせた後、31歳の時に弟子2人を連れて生まれ故郷の浄感寺の再建に係わり、鏝絵を作成しました。