日本の童謡文化確立に精力的に取り組んだ北原白秋の資料が展示されています。北原白秋の童謡を映像と音楽で楽しむコーナー、木菟(みみずく)の家のジオラマ(模型)、初版本や直筆原稿、作品集、マザーグースのコーナーなどがあります。
1924年(大正13年)建築の木造平屋建の日本家屋は、明治期に宮内大臣を務めた田中光顕の別邸で、登録有形文化財に指定されたています。楼閣風の軽快な意匠よりなる大正期のモダン建築であり一階と二階の主座敷に設けた座敷飾り及び小紋硝子を嵌めた繊細な組子入りの建具などの意匠が優れています。
敷地内には小田原文学館と移築・復元した尾崎一雄邸の書斎があります。