幕末の米国総領事、タウンゼント・ハリスのもとで待妾として仕えた唐人お吉(斎藤きち)の記念館。浄土真宗の寺「八幡山宝福寺」の境内にあります。
お吉が使ったかんざしや当時の覚え書き、等身大のお吉像、ハリスの使った調度品などを展示しています。境内にはお吉の墓もあります。
文久3年(1863年)に勝海舟が来山し、滞在中の第15代土佐藩主、山内容堂に坂本龍馬の土佐藩脱藩を赦免された「謁見の間」などもあります。酒を飲めない海舟が、容堂にすすめられた酒をためらい無く飲み干した際に使用した杯などを展示しています。