黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館。外観が白いナマコ壁の風情のある印象的な建物。館内では、幕末開港時代の日本と開国の舞台となった下田のを紹介しています。
黒船の模型、唐人お吉の肖像画、ペリーの写真、ロシア使節のプチャーチンが使っていたグラス、蒸気船の錦絵、玉泉寺に領事館を設け日米修好通商条約を結んだタウンゼント・ハリスを接待するために出されたという料理、
ペリーに嘆願して海外密航を試みたが、拒否され拘禁された吉田松陰の資料など、開港に関する約2000点の歴史資料・愛用品の中から約1000点を入れ替え展示しています。
毎年8月14日・15日に行われる下田太鼓祭りを再現したコーナーや、下田太鼓祭りの山車も展示した下田太鼓祭りの館、民具の展示をしている下田の生活歴史室・日本開国の歴史室があり、
日本写真術の開祖・下岡蓮杖が使用したカメラや作品、下田出身の日本画家中村岳陵・世界的人形師辻村ジュサブローの作品も併せて展示しています。