尾崎紅葉の未完の代表作『金色夜叉』に登場する貫一とお宮が別れの場面を迎える海辺に二人の像が立っています。
貫一と許婚同士でありながら、富豪の富山唯継に見初められて富山家に嫁ぐことになったお宮。泣いて許しを乞うお宮を、怒りに震える貫一が蹴り飛ばす有名なシーンを再現しています。
日没から22時までは銅像がライトアップされます。この愛憎物語の舞台は、今や恋人たちのラブスポットとなっています。
緑地帯には「お宮の松」が植えられています。初代「お宮の松」は衰えてしまったため、現在の松の2代目が植栽されました。そばに金色夜叉の碑もたっています。