本館は数寄屋造りの木の香りも芳醇な客室。和風庭園をめぐり佇む離れの5棟。真心を込めたおもてなしと自然のぬくもりを感じる宿。
宿の前身は明治中期に当時、東宮太夫の要職にあった曽我祐準子爵の別荘として建立。曽我家より受け継ぐ、由緒ある数々の趣は、いまなお館内のここかしこに残されています。
お風呂は男女入替性で、壁にインド砂岩を、浴槽に御影石を使った気品と重圧感溢れる「石の湯」、希少価値の高い伊豆石を床に、総檜造りの湯船の「檜葉の湯」。清々しい檜の香りに包まれ、疲れた身体をゆっくりと癒しましょう。
料理の伊豆懐石膳はすべて部屋での一品出し。四季折々の山海の幸に巧みな技を凝らし、おもてなしの心を添えた歳時記の懐石、新鮮な味と香りに季節をお楽しみ下さい。