海に流れ込んだ溶岩が急に冷やされてできた、柱状の「橋立」とその対岸に架かる吊橋。橋の長さは60m、高さは18mです。昭和46年5月完成。
城ヶ崎自然研究路の一角で、吊橋からは、千変万化に富んだ橋立や柱状節理の沖の島が眺望でき、 自然のきびしい様相が美しさとあいまって、このコース一番の景観をみせています。橋のたもとには水原秋桜子の句碑もあります。
橋立吊橋のすぐ近くにある複雑な形の岩場が形成した天然のプール「大淀、小淀」。約4,000年前の噴火の際に流れ出た溶岩が海水で急激に冷され、その際に出来たもので、柱状に固まった溶岩の岩が、亀甲模様を形成していて不思議な風景を作っています。大淀、小淀からは橋立吊橋の全貌を見る事もできます。