1715年(正徳5年)に創業、江戸時代から約300年の歳月を刻み、古くから美肌の湯として親しまれてきた老舗旅館「箱根 芦之湯温泉 美肌の湯 きのくにや」。
箱根二子山と箱根宝蔵岳のふもと、広大な敷地に本館と別館があります。乳白色のにごり湯の自噴泉源泉と、無色透明な湯の花揚温泉の2種類のお湯をひく温泉宿です。
きのくにや旅館本館の客室は、昔からの面影を残す昭和レトロの「吉昇亭」と近代建築で設備の良い「春還楼」があります。
吉昇亭( きっしょうてい )は歴史のある木造の建物で、懐かしい日本の雰囲気を感じることのできる部屋です。
春還楼( しゅんかんろう )は、きのくにや旅館のメインとなる建物で、1階はフロントロビー、2階と3階に客室があり、部屋は広めの間取りとなっています。
敷地内から自噴する乳白色のにごり湯の硫黄泉と、無色透明な湯の花揚温泉の2本の源泉から引く天然温泉。硫黄泉は、にごり湯は泉温が低く、弱アルカリ性でまったりとした湯ざわり。湯の花揚湯泉は泉温が高く弱アルカリ性でさっぱり型(純度の高い旧重曹芒硝泉)。
本館の大浴場「湯香殿(ゆうこうでん)」は、男女ともに内湯と露天風呂があります。別館遊仙観の大浴場「貴賓殿(きひんでん)」も連絡通路で結ばれていて自由に利用できます。
旅館敷地内は3か所の貸切風呂があり、別料金で予約制にて利用できます。一番人気の貸切風呂「正徳の湯」は江戸時代の湯船を再現した建物で、二つの湯船があり、湯感の違う2種類の源泉を湯比べが楽しめます。
夕食は旬の素材を活かした和会席、朝食は和定食(またはバイキング)を味わえます。本館は大広間で、別館は部屋での食事になります。