(ちすじのたき)
浅間山の麓、蛇骨川渓谷の上流部の美しい樹林の中にある清らかな滝。高さ約3メートルの土石流起源の堆積物である岩盤を幅25メートルに渡って、幾筋にも分かれて水がすだれ状に流れ落ちることからこの名前で呼ばれるようになりました。
滝の前には木製のベンチやテーブルがあり、苔むした岩の間を幾筋もの水が静かに流れる様を、ひと休みしながら観賞できます。
付近にはモミジやカエデが多く、秋の紅葉も見事。7月ごろはゲンジボタルが飛び交い、滝の流れ落ちる音の中で幻想的な光景が見られます。