豊臣秀吉が開いたと伝わる箱根七湯「底倉温泉」に建つ日帰り入浴施設。大正末期に建てられた洋館風の建物は、かつて外国人宿泊客や別荘族が利用していた病院。当時の建物をそのまま生かしたレトロな雰囲気も魅力です。
温泉は無色澄明、無味、無臭のナトリウム-塩化物泉。源泉が72度と高温のため、温度の調整の為の加水のみで、消毒・循環・加熱していない源泉かけ流しです。
別棟にある屋根付きの露天風呂は、3~4人入れる大きさの長方形の石風呂。早川に面した斜面ギリギリのところにつくられていて、美しい竹林に囲まれています。渓谷を眺めながら、開放感いっぱいに温泉を楽しめます。
円形の湯船の露天風呂、洋館に内湯もありますが、現在は使用していない為、男女交替制となっています。洋館内の休憩処(1500円)でゆったりと過ごすこともできます。
【泉質】ナトリウム‐塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)
【効能】きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進