相良油田の里公園にある、相良油田の歴史を知ることができる資料館です。明治時代の手掘り作業を人形で再現しています。
相良油田は明治5年に発見された太平洋岸にある唯一の石油坑で、高品質の軽質油を産出、日本で初めて機械式の採油を行った油田です。現在でも少量の石油が出ています。
現在は昭和25年に開坑した機械堀井戸(相良油田最後の石油坑)が1つ保存されています。最盛期には、産油量が年間721キロリットルもあり、色が琥珀色で、極めて良質の石油として有名でした。
相良油田の里公園の園内にはかつての石油坑や原油の手掘り井戸小屋などが点在し、自由に見学できます。また、アスレチックやバーベキューガーデンなどの施設も充実しており、アウトドアが楽しめます。