大井川の西岸、牧之原台地に広がる約6000万平方メートルという広大なスケールの大きさと素晴らしい景観で知られている大茶園。
1869年、旧徳川幕臣が開墾に着手したのが始まり。その2年後からは、大井川の川越制度廃止に伴い職を失った川越人足も入植、近在の農家も参加し、現在では東洋一といわれる大茶園に発展しました。
どこまでも連なる緑の茶園は、若葉の季節になるとあたり一面がもえぎ色に包まれ、初夏の風にほのかな茶の香りが漂います。新茶の頃には茶摘み風景に出合えます。
ここで栽培される「やぶきた茶」は風味とこくで有名です。大茶園の一角には、お茶の郷博物館・展望のすばらしい牧之原公園があります。