相良城本丸跡地に建つ、相良城の城閣を形どった郷土史料館。相良城の初代城主だった田沼意の肖像画や遺品をはじめ、領内遠望図、田沼意次貨幣改革で使われた三貨(南鐐二朱判、五匁銀、四文銭)、田沼意次寄進の大名馬具や八幡宮神輿、
相良城ゆかりの古文書、国宝聖武天皇勅書(複製)大江八幡宮の御船など文化財や歴史資料、稲荷山古墳からの出土品、およそ270点が展示されています。
石器時代から人が住んでいたという、相良の長い歴史が学べます。田沼氏城下町の雰囲気を漂わせているこの一帯は、現在も郷土の歴史の拠点として人々に親しまれています。