室町時代から江戸時代末期にかけての甲胄や兜、刀、火縄銃、弓矢に茶道具など武家に伝わる工芸美術品を集めた箱根で唯一の美術館。
大名道具、浮世絵、美人画、蒔絵、掛軸など収蔵品は1000点を数え、その中から常時300点を展示しています。年ごとに入れ替えを行っているほか、特別展も開かれます。
日本の甲冑は、武士が戦場に出陣する際に「武士(もののふ)」の晴れ着として着用し、又、身を守るだけでなく、精神的には我が身を鎧う死装束として、各時代の武士が自己顕示のため、創意工夫を凝らしめ甲冑師に製作を依頼した総合工芸美術品です。
鎧・兜の試着体験コーナーでは、江戸末期に作成された現代物ではない、ずっしりとした重みのある本物の甲冑を試着でき、戦国武将の気分が味わえます。新撰組隊士姿の試着もあり、写真撮影もできます。
武士に関連するフィギュアやポストカード、刀型のペーパーナイフなどのグッズも販売しています。