大涌谷・自然研究路の散策途中、噴煙が立ち上る閻魔台にある売店。ここの名物は大涌谷の硫黄泉でゆでた黒タマゴ。1個食べれば寿命が7年延びるという言い伝えがあります。
生卵を約80℃の温泉池でゆでると、気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがります。仕上げに90~100℃で蒸し上げられます。
玉子茶屋の横にある温泉池では、毎日「蒸し方」と呼ばれる人が、黒たまごをつくり続けていて、黒タマゴの製造を間近で見ることができます。
約80度の高温の温泉と、箱根の絶景、雄大な富士山を見る事ができるビュースポット。立ちこめる湯気や硫黄のにおい、大涌谷の雄大な自然とともに、黒玉子を楽しめます。玉子茶屋の前の「玉子スタンド」で絶景を眺めながら黒たまごをいただくのが、お約束。