箱根登山鉄道「強羅駅」とロープウェイのある「早雲山駅」を結んでいる箱根登山鉄道の鋼索鉄道(ケーブルカー)。1921年(大正10年)に開業した関東では最も古いケーブルカー路線。
スイス製ケーブルカー車内には観光アナウンスが流れ、途中4つの駅に停まりながら距離1.2km、高低差214メートルの急斜面をを約10分、山道を一直線で力強く走ります。
主要駅において「箱根八里」の発車メロディが使用されています。窓から眺める四季折々の風景も旅気分を盛り上げてくれ、春はしゃくなげや菜の花、秋は紅葉が美しい。
早雲山駅は山上にあって、運転装置を始めとして巻上機などが設置されています。滑車にワイヤーロープを巻き付け、ロープの移動により車両の上下運転を行います。