(こだぬきしつげん)
富士山西麓では唯一の残された湿原。富士箱根伊豆国立公園内の田貫湖北岸に全体で1.75haあり、大小の小池が125あまり点在しています。
春から秋まで小田貫湿原ならではの珍しい昆虫や植物などを間近に見ることができます。昆虫は、70種余りの蝶、20種余りのトンボ、蛙などが生息し、野鳥のBGMも楽しめます。
基底に、古富士泥流が分布していて、その上を富士山火山の黒土層が覆いかぶさっています。渡り板が掛けられ、富士山を眺めながら湿原の動植物が観察できます。