(じんばのたき)
五斗目木川にかかる素朴で美しい滝で、上流からの水の流れと、溶岩層のすき間から湧き出す水が滝をなしています。
「陣馬の滝」という名は源頼朝が1193年に行った富士の巻狩りの際、滝の近くに一夜の陣を敷いたことから名づけられました。
また、頼朝一行が滝の近くに陣を敷いた夜、滝壷から「ドンドン」と太鼓を打つような音がし、それを不思議に思った頼朝は、次の日に家来に滝壷を探らせました。
すると滝壷から、中が空洞になった太鼓の胴のような石が出てきて、その石は「太鼓石」と名付けられ今に伝えられています。