高さ20m・幅200mの湾曲した絶壁から大小数百の滝が流れ落ちています。絹糸を垂らしたように流れ落ちる優雅な様から、その名が付けられました。
上流に川が存在しているというわけではなく、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出し、流れ落ちています。
秋には、滝の周囲のうるしやかえでが色鮮やかに紅葉し、晴れた日の午前中には滝の全面に大きく弧を描いて虹がかかることもあります。
国の名勝及び天然記念物とされており、日本の滝百選の一つでもあります。