真鶴港を見渡す高台にある、大国主神・事代主神・少彦名神を祀る神社。歴史は古く、寛平元年(889年)の創建といわれ、江戸時代まで「貴宮(きのみや)大明神」と呼ばれていました。
毎年7月27、28日に行われる例祭は「貴船まつり」「貴船神社の船祭り」と呼ばれ、「日本三船祭」の一つとされています。国の重要無形民俗文化財の指定を受けていて、例年多くの人が訪れて賑わいます。
鳥居を潜り初の石段から本殿までは、仏教でいう人間の数多い煩悩の数とちょうど同じ数、108段の石段があり、一段一段踏み祓う「禊(みそぎ)の石段」と呼ばれます。