河口湖畔南岸、ハーブフェスティバルの会場ともなる八木崎公園の一角に建つ、創作人形作家・与勇輝の作品を常設展示している小さな美術館です。
着物姿の子供たちや妖精をモチーフにした生き生きとした作品は見ごたえがあります。温かみのある木綿布を素材とし、着物やスカートはもちろん、ボタン、帽子などのすべて手作業で丹念に心を込めて仕上げています。
“ミューズ”とはギリシャ神話の「芸術の女神」。細部にまでこだわった精緻な技法から生まれる作品は「布の彫刻」と賞賛されています。年2回展示替をし、常時約80体~90体で構成されてます。
湖に面した大きなガラス張りのティールームは湖とラベンダー畑を一望できます。6月下旬から7月中旬にかけてはラベンダーが咲き、紫色に染まる辺り一面がほのかな香りに包まれて心和ませてくれます。
館内はバリアフリーで玄関に車椅子用のトイレとスロープが設置されています。