駿河一の宮として名高く、駿河の国一宮で富士山の八合目以上を境内地として所有する全国1,300余の浅間神社の総本宮。浅間大社の略称で呼ばれます。
富士山山霊を鎮めるために806(大同元)年に造営された東海地方最古の社。境内は、富士山南麓(富士宮市街地)に位置する本宮と、富士山頂上に位置する奥宮の大きく2つがあります。
本殿と拝殿を幣殿で結んだ浅間造りの社殿に、木花之佐久夜毘売命を祀る。
本殿は徳川家康による造営。浅間造という独特の神社建築様式で、慶長11年に完成したもので国の重要文化財に指定されています。
祭神の木花之佐久夜毘売命にちなんで桜を御神木とし、境内には約500本もの桜樹が奉納されています。
境内には富士山の伏流水が湧く特別天然記念物の湧玉池があり、神田川となって流れ出ています。