修禅寺

(しゅぜんじ)

地名の元にもなった寺

修善寺温泉街の真ん中にあり、修善寺の地名の元にもなった寺です。平安時代初期の大同2年(807)、弘法大師の開基と伝え、鎌倉時代に北条氏が帰依したことから寺運隆盛となり、堂塔つらなる大寺となりました。

一方、建久5年(1194)源範頼は兄将軍頼朝の猜疑をうけここに幽居、梶原景時に攻められて自刃しました。また、頼朝の長子で2代将軍頼家は、母政子と祖父北条時政の謀略により幽閉され、元久元年(1204)入浴中に暗殺されるなど、源氏一族の骨肉相は悲劇の舞台となり、源氏滅亡の場として歴史にその名を残しています。

夏目漱石の小説『修善寺の大患』や、岡本綺堂の戯曲『修善寺物語』の舞台になったことでも名高い寺です。『伊豆八十八ヶ所霊場巡り』の結願の札所であり、緑に包まれた境内は、秋には紅葉の名所となります。

Information

所在地
静岡県伊豆市修善寺964
アクセス
伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から、東海バス修善寺温泉行きで8分、終点下車、徒歩5分
駐車場
営業時間
境内参拝は自由
TEL
0558-72-0053
料金
宝物館
大人300円、小・中学生200円
8時30分~16時30分(10月~3月は16時00分)
リンク
公式サイト
備考
売店の開店時間 8時30分~16時30分(10月~3月は16時00分)
エリア
修善寺
カテゴリ
神社・仏閣
関連項目
伊豆市 紅葉

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エリア

観光