新五合目からスタートするルート。新五合目はかつての二合目で、標高1440m。五合目のなかでは最も標高が低く、頂上までの歩行距離が最も長い健脚向きのルート。
人が非常に少ないので落ち着いて登れます。御来光がどの地点でも拝めます。
およそ300年前の宝永山の噴火により、周辺には植物がほとんどない火山荒原地帯を通るため日中は太陽にさらされ、陽射しを強く感じます。
下山道は七合目から新五合目まで「大砂走り」と呼ばれる厚い火山灰地。歩くたびに足首まで沈み込みながら下って行きます。快適に下山できるため、下山道として人気があります。スピードの出し過ぎに要注意。
新五合目は標高1440m、山頂まで登り11.0km、下り8.5km。
標準所要時間は登り7時間30分・下り3時間。