富士山本宮浅間大社の奥宮で富士宮口登山道頂上に鎮座。富士山をご神体とするため本殿はなく、拝殿・幣殿があるのみ。御扉には大きく金色で「國鎭無上嶽」と書かれ、建物内には「高齢者記帳所」が設けられています。
7月11日に開山祭を行い、8月末まで神職が常駐して祭事やお守り等の授与を行います。奥宮の例大祭は8月15日に行われます。9月の閉山祭以後は、翌年の開山まで無人となります。
元は富士山興法寺を形成する大日堂でした。富士山8合目以上は奥宮境内地であり、約120万坪の広さに達します。奥宮境内には「冨士山頂上淺間大社奥宮」と書かれた石碑が建てられており、1つのシンボルとなっています。
本宮(富士山本宮浅間大社)と奥宮では朱印も異なり、御朱印で付けられます。またその御朱印は特別製で、富士山の溶岩の砂が含まれたものが押されています。