子どもからお年寄りまで安心して登れるコース。六合目までは樹林帯で高山植物が多く自然観察を楽しめるルートです。富士山の東側にあるので、東口登山道と呼ばれます。
七合目以上なら、ルートのどこにいようとご来光が拝めます。本八合目で山梨県側の富士吉田口登山道と合流します。そこから先は混雑するので転倒や事故に注意しながら登りましょう。特に山頂での御来光が目的で渋滞します。
下山道は七合目から砂払五合目までが「砂走り」。石が多く、御殿場口の大砂走りほどは軽快に下れませんが、スピードの出し過ぎに注意が必要です。新五合目のすぐ上の樹木帯は夜間は真っ暗闇になり、登山路と下山路の分岐が多いため迷いやすいので、懐中電灯が必要です。
五合目は標高2000m、山頂まで登り7.8km、下り6.2km。
標準所要時間は登り7時間・下り3時間30分。