御鎮座1450年という歴史を持つ、遠州きっての古社。開運、福徳、縁結びの神様で知られると共に、花の名所としても名高い。
大社造りの本殿や拝殿のある境内は「古代の森」と呼ばれ、神社を囲うように樹齢数百年の老杉が茂り、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
森町のみならず遠州一円の人々の信仰を集め、正月には30万人あまりの人々の初詣で賑わいます。縁結びの木になる実「ひょうの笛」を恋愛成就のお守りに持つ人も。
門前の「一宮花しょうぶ園」は小國神社の境内地に散在していた野生の花しょうぶを、 昭和35年神社門前の神饌田に試作し品種の多様化につとめたことに始まり各地より品種を集め、現在40アールの園内に関東系・伊勢系等、約130余種類40万本の花しょうぶがあります。5月下旬より6月中旬にわたり、白・紫・ピンク・黄・朱等色とりどりの花が次から次へ咲きます。
11月下旬~12月上旬にかけて境内を流れる宮川沿いに約1000本のモミジが紅葉の見頃を迎えます。「もみじまつり」には舞殿での琴の演奏や、お茶会などが行われます。
紅葉、花菖蒲の他にも自然豊かな境内ではシャガやミヤマツツジ、梅など四季折々の花も楽しめます。
鳥居横には休憩・お土産処「小國ことまち横丁」があり、華うどんや和カフェ、ジェラートなどが食べられるほか、名物の「隠れ河原のかりん糖・森の茶・もち焼せんべい」など販売されています。