大本山 方広寺

(だいほんざん ほうこうじ)

静寂に包まれた参道で穏やかに微笑む五百羅漢

1371年(建徳2年)に後醍醐天皇の皇子無文(むもん)元選禅師が創建した禅寺で、臨済宗方広寺派の大本山です。

杉の大木に囲まれた60ヘクタールの広大な境内に総門、山門、本堂、七尊菩薩堂、半僧坊真殿、三重の塔、上天台舎利殿など60棟余の堂宇が立ち並ぶ古刹です。

本尊は釈迦如来ですが、明治14年の山林大火の際に開山円明大師の御墓所と半僧坊仮殿が焼け残ったことから、火防の神として信仰を集めています。

また、鎮守の半僧坊権現が海難を逃れた故事にちなみ『奥山半僧坊(おくやまはんそうぼう)』の名で知られています。厄除、商売繁盛をはじめ諸祈願成就の祈願所として有名です。

三河の石匠親子ニ代によって作られた「五百羅漢」は表情が豊かで見る人の心を和ませてくれます。明和7年に完成。石橋の羅漢は時には四体、時には五体となるという、方広寺の不思議のひとつ。

Information

所在地
静岡県浜松市北区引佐町奥山1577-1
アクセス
JR東海道新幹線「浜松駅」から遠州鉄道バス奥山行きで1時間、終点下車、徒歩5分
駐車場
200台(無料)
営業時間
9時00分~16時30分
定休日
無休(GW・年末年始・盆は開門)
TEL
053-543-0003
料金
大人300円、小人150円
リンク
公式サイト
エリア
奥浜名湖・天竜
カテゴリ
神社・仏閣
関連項目
北区 浜松市

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エリア

観光