(いろうざき)
伊豆半島の最南端に位置する岬。相模湖と遠州灘の波濤を受けた、高さ100mに達する切り立った断崖が続いています。岬の先端の台地上には明治4(1871)年に英国人ブラントンによって建設された石廊崎灯台が立つほか、船乗りの守護神石室神社があります。
断崖上からは東に蓑掛岩、南東に神子元島、さらに大島、新島、三宅島、御蔵島などの伊豆七島を一望する雄大なパノラマが展開します。岬の東の石廊崎港からは下田と結ぶ定期船と、石廊崎探勝の遊覧船が発着します。